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人材育成の核

若干HSP寄りの内容かと思いますが、今まで私が働いてきた組織は人材育成ということに消極的だったと思っています。

研修を行う部署はあっても、外注して、研修を実施して、形ばかりのアンケートを取って終わり。おそらく数値として研修の効果を判断することまではしていないでしょう。(業種によっては、研修の効果を数値化するのはなかなか難しいですが)

そもそも研修以前の話な気がしているのですが、しっかりした意図や使命をもって人材育成できている人がどれくらいいるでしょうか?人と接する態度がなってない人間が多すぎる気がします。

正しいことをただ伝えるだけが育成・指導だと思っていませんか?自分の思っていることを押し付けるだけになっていませんか?根性論がまかり通っていた時代ならまだしも、そういうやり方は100%間違っていると私は思っています。

入社して数年以内でメンタルを病んでしまう人が、どの組織でもいらっしゃると思いますが、この少子化の時代、そんなことで大事な人材を潰している場合ではないのです。

人材育成の目的はただ一つ、組織の存続です。会社をつぶさないために、会社を支えていける人間を育てていくことです。

役職が上がっていけば、避けられないハードな場面が多々出てくると思うので、甘い指導でなんとかなるとは思っていません。ただそれには段階を踏む必要があります。それなのに、段階を踏まない指導をする人、多くないですか?

言った通り、人材育成の目的は組織の存続です。そのためには、若い世代が自立していけるよう十分にサポートするのが人材育成の初期段階ではないでしょうか。

まずそこをわきまえてほしいというか、特に新入社員と接する人には絶対に理解してほしい内容です。

何回かに分けて人材育成について書いていきたいと思います。まずは、私が人材育成の根幹に持っている部分の説明でした。