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私がなりたい「女」ってなに?

メイレズビアンに関して記事を書いていますが、今までブログなどで取り上げたことはありませんでした。物心ついた頃から「あれ、自分は本当に男なのか?」みたいな感覚はありましたが、この単語を知ったのはつい最近です。

そこで、自分がなりたい「女」というものを改めて考えてみました。

そもそも「女」であったことがない自分にとっての「女」とは、外から与えられたイメージでしかありません。いくら女の子と付き合って心を共有できたとしても、自分は「女」にはなれないと思っています。

私の意見というか感覚なので参考になるかはわかりませんが、思っていることを書きたいと思います。

身体について

身体は男のままで構いません。前にも書きましたが、「毛深いところ」と「男っぽい体臭」が若干気になる程度です。どこかのタイミングで永久脱毛はしたいなーというレベルで、今の自分の身体が嫌で嫌でたまらないという状態になったことはありません。

顔も別にこのままでいいかなーと思ってます。もともと男っぽい感じの顔ではないので。ただ恋人から「女っぽい顔」とは言われたいですね。「男だけど可愛い」は結構な誉め言葉です。メイレズビアンと自認している他の人が、これに関してどう思っているか知りたいところです。

女装したいとか化粧したいという願望はありませんが、「恋人にメイクをお願いしたい」願望はあります。おそらく、女と扱われたいというのが出ているのかなと思います。

たったいま思い出しましたが、ノリで女装したときにすごく満足しましたが、別に毎日したいなーとはまったく思いませんでした。それを考えると、私がなりたいのは「内面だけ女」なんでしょうね。 

心について

ごくプライベートな部分以外の話ですが、普段は男扱いで全然いいです。これはまったくブレはありません。男の友達とはゲスい話も全然します。(もちろん男の視点で)

日常ではあんまり性別は意識していません。高校生くらいまでは学校で男女別という場面が多かったので、女のほうに混ぜてほしいなぁと思うことはありましたが、大人になると性別を分けて何かする場面はほぼないから、困っていないというだけかもしれませんね。

昔の話はまた別の機会に書きたいと思います。

恋人にどう扱われたいか

自分の身体とか心がどうというよりは、「恋人にどう扱われたいか」が一番大事な要素かもしれません。端的に言うと「女として扱ってほしくて、決して男だとは思わないでほしい」というところでしょうか。

そもそも「男と女の定義」って人それぞれ違うと思うんですよね。だから、「女として扱ってほしい」とお願いしても、受け取る側にも振れ幅があると思います。

付き合った女の人からは結構な頻度で(というかだいたい)「女っぽい」と言われます。だいたいの女の人から言われるということは、一般的な「女」の要素が自分には備わっているんでしょう。(特に意識して女っぽくしているわけではないので、女っぽいと言われると認められた気がして嬉しいです)

私が思っている「女」が他の人と同じかはわかりませんが、甘えたい、守ってもらいたい、腕枕で包み込まれたい、頼れる女の人の後ろを歩きたい、そんなことを考えています。

そして何より、恋人から「女の子みたいだねぇ」とか「女の子だね」と言ってほしいのです。それがもっとも認められたような気がして、優しい気持ちになれるのです。

結局、自分うんぬんではなく恋人からの「女子認定」を求めているのかもしれません。