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やっと見つけた私の性別 Malesbian(メイレズビアン)

まずどうしてもこのことを記事にしたかったのですが、30数年生きてきてやっと自分の性別を明確に示す単語に出会いました。

 

Malesbian(読み:メイレズビアン

 

male(男性)とlesbian(レズビアン)をくっつけた言葉で、簡単に言うと「レズビアンの男」です。

 

つい先日、ネットで牧村朝子さんのコラムに行き着き、そこで見つけました。そのコラムがこちらです。

cakes.mu

 

このコラムは2018年のもので、牧村さんが2013年に出版した『百合のリアル 増補版』でも「レズビアンの男」という単語は出てくるらしいのですが、今まで出会うことができませんでした。

過去に何度も「男 レズビアン」とか「レズビアンとして生まれたかった男」とか検索したはずなんだけどなぁ・・・。

 

「自分の体は男で、恋愛対象は女だ。自分は女言葉を使うわけでもないし、女の体になりたいわけでも、女の服を着るわけでもない。けれど、自分はレズビアンじゃないかと思う。恋人といるときに、自分たちを女同士だと想像すると、すごくやさしい気分になって、胸がときめく。相手にうまく言えないし、自分でもなぜなのか理由がわからない。けれど、自分を異性愛者だと思うより、レズビアンの男だと思う方がしっくりくるんだ」

こちらは『百合のリアル』の一文で、最初に紹介したコラムでも牧村さん自身で引用しているものですが、これ以上ない文章なので、そのままお借りしてきました。

 

私が説明したい私の性別はまさにこれ。無駄な文どころか、無駄な文字が一つもない「芸術」的な文章です。

 

まずはこういったものがあって、現にこういった人間がいるっていうことを知ってほしい(理解はされなくていい)、また当事者の人には他にもそういう人がいるってことをわかってもらえればなぁと思いました。

 

まずはここまで。