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敏感・繊細な人 HSP(Highly Sensitive Person)

ここ数年、書籍などで取り上げられるようになった、敏感で繊細な人(Highly Sensitive Person、HSP)ですが、私もこれなんです。

 

心の病とかではなくただの気質なのですが、世の中はHSPの人が生きやすいようにはできていません。被害妄想込みかもしれませんが、HSP側の人間が損をしているような気がしています。

 

自分の経験から、子供のうちにこの気質を持っていると周り(特に家族)が理解し、適切な対応をとることが重要です。

 

私はカウンセラーでも何でもないので、はっきりした指針を持って何か言えるわけではありませんが、HSPだと気づいて接してもらわないと、自己肯定感なく育ってしまいます

 

HSPじゃない人からすると、HSPは「変わった人間」に見えるかもしれません。それは世の中がHSPじゃない人中心にできているからというだけなのですが、普通じゃないから正される、もしくは変な人扱いをされるのです。

 

これは本当に危険というか、その人の人生そのものを左右する問題だと思っています。私の経験からも、後から自己肯定感を身につけるのは相当難しいです。(現に私はできていません)

 

最近は自己肯定感に関する書籍もたくさん出ていますが、死ぬまでの人生をよりよいものにするためには、自己肯定感の有無が非常に重要というか、もっとも大事かもしれません。

 

なので、このブログを通して、少しでも多くの当事者にHSPというものを理解してほしいですし、その周囲の人にも理解してもらいたいなと思っています。

 

HSPについては、メインテーマの一つとして今後ずっと扱っていきたいと思います。 

 

 

ちなみに私はこのHSPというものに20代後半で気づきました。いきさつはまったく覚えていませんが、この本との出会いが始まりでした。

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

 

 

自分にドンピシャな内容で、これかっ!と感動したことを覚えていますが、正直遅すぎました。せめて高校生、いや大学生の時にその気質がわかっていれば、今後の生き方を考えたのに・・・と思った記憶もあります。

 

しかし、私の好きな言葉に「今が一番若い」というものがあります(誰が言ったかは知りません)。たしかにもっと早く気づいていればもっといい道があったかもしれませんが、それは過去にすぎません。一番若い「今」からどうするか、それがすべてではないでしょうか。

 

戻りますが、今では文庫版も出ていますし、他にもHSP関係の書籍はたくさんありますので、皆さんも気になったら読んでみてください。個人的によかったものをいくつか羅列しておきます。

 

(ちょっとタイトルが違いますが、最初に紹介した本の文庫版です)

 

ひといちばい敏感な子

ひといちばい敏感な子

 

 

内向型を強みにする

内向型を強みにする

  • 発売日: 2013/06/16
  • メディア: Kindle