穏やかに生きる

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HSPと職業

HSPで困ることは多々ありますが、大きいのが就職(職業)ではないかと思っています。

 

幼稚園・保育園、小学校~高校までも色々大変なことはありましたが、さまざまな立場の人間と関わらないといけない社会人が一番厄介です。期間も40年以上になりますからね。(こう考えると、楽にいけるのは大学しかないのか…)

 

前にも書いた通り、HSPには本当に生きづらい社会です。小さいときにHSPだと気づいて、どうしていけばいいか戦略を立てられればまだいいかもしれませんが、私みたいに社会人になってからHSPだと気づくと、結構やばいです(笑)

 

私は大学卒業後、公のサラリーマン(伝わりますよね?笑)を10年近くやっていましたが、その間ずっと心が穏やかでないというか心がやられそうというかイライラしていました

また、公のサラリーマン固有の「成果主義の対極にあって、やればやるほど損をする」というのに耐えられなくなって辞めました。心を病まずに円満に退職できたので、まだよかったですが。

 

なんというか、色々気にしすぎて心がどんどん疲弊していくんですよね。気にするなって言われてもできないのがHSPです。不満・不安がたまっていく一方です。ストレス解消をしても、敏感なハートの持ち主なので、なにかあるとすぐストレスフルになります。

 

外の人(取引先、客など)と関わるのが一番大変だと私は思っています。こっちの立場が上ならまだしも、お金を稼ぐということはその対価を提供することになり、結局は立場が下になります。(ちょっと言い方雑ですが)

この辺もおかしいんですけどね。客を甘やかしすぎなんです。小売でも役所でも、頭おかしいやつは早々に出禁でいいんです(笑) これについても言いたいことは山ほどありますが、またの機会に。

お客さんもいい人ばかりなら精いっぱいのサービスをするんですが、そうじゃない客もたくさんいて、そっちの対応で心がどんどんやられていくんですね。

 

そして内部の人間も、HSPに理解のある心の優しい人ばかりなら楽しく働けると思いますが、おそらくそんな職場ありません。(HSPの人が興せば可能?)

運よく上司や同僚に恵まれてということもありますが、大きい組織だと頻繁に異動があると思うので、平穏は長くは続きません。職場なんて一人変わるだけで、一気に雰囲気って変わりますからね。 

  

現時点で、私がたどり着いた結論としては、「なにがしかの能力やセンスがずば抜けているのであれば芸術系」、「なければ一人で稼げる方法を考える」でした。あともう一つ、「HSPという特殊能力を生かせる仕事を探す」ですね。

 

絵でも音楽でもなんでもいいですが、対価を得られるほどの「制作」能力があれば、HSPでもうまく生きていけると思います。一概には言えませんが、一人で完結できるならそれに越したことはありません。外からの刺激に敏感なので、それがなければいいんです。

ただ、かなりの能力とかセンスが必要で、しかも徹底的に自分と向き合えなければならないでしょう。(といってもHSPは内向型の傾向が強いので、向いている気がします)

それとおごらずいられるかも大事だと思います。HSPだろうがなんだろうが、どんだけ才能があっても調子に乗ると決していいことはありません。

 

そして今はそういう才能や能力がなくても、インターネットがあるので、組織に属さずに稼ぐことができます。生活に必要なお金すべてをいきなり稼ぐことは難しいと思いますが、組織に属して心を病むくらいなら、そういう稼ぎ方もありだと思います。

 

私の現状ですが、HSPを生かせる仕事を見つけられていないので、それを探しつつ、ネットで一人で稼げるよう日々やっています。ずば抜けた才能も見いだせていないので(笑)

 

HSP関係の本を読んで自分にあった職業はないかなぁーとヒントを得ようをしましたが、結局私が今ここに書いた結論に至るか、その前で話が終わっています。

 

結論、自分が一番活躍できる(稼げる)方法をHSPだと気づいた瞬間から考えることかなと思います。ここまでヒントを求めて読んでくださった方、すいません。

でもこれが現実です。世の中は簡単には変わりません。しかし、HSPという能力は社会には間違いなく必要です。

細かいところに気づけて、人の気持ちにも必要以上に配慮できて、空気を読める(読みすぎる?)人間は使い方によっては相当なプラスですからね。

HSPじゃない人とうまく融合できれば、お互いないものを活かしあえるんですけどね…。

つぶされないよう十分注意し、自分を生かせる道を歩いていきましょう!