HSPが得意なこと(2.細かいところまで目が行く)
私が思う「HSPが得意なこと」を3つに分けて紹介しています。その3つとは、
- ちょっとした変化に気づく
- 細かいところまで目が行く
- 他人のことを考えられる(他人の気持ちに注意がいく)
でしたが、今日はその2つ目「細かいところまで目が行く」について書きたいと思います。
「敏感すぎる」とはちょっと違うのですが、注意深い傾向にあるので、改善したほうがいい箇所や危険な箇所に気づきやすいです。
私の例ですが、文章を書く時の誤字・脱字が少ないと思います。このブログ内で誤字・脱字があったら申し訳ないのですが(笑)、かなりの精度で事前に発見できます。
今は文書作成ソフトに校正機能がついていますが、それでは見つけられない同一文書内での「表記のゆれ」などもざっと見ただけで発見できます。(「ください」と「下さい」など)
前の仕事が文書がかなり重要なところだったので、そこで鍛えられたというのも多少はありますが、昔からそういう気づく能力はありました。
これと同じように、危険な箇所にも目が行きやすいと感じています。
わかりやすい例を挙げると、自宅や飲食店でですが、倒されそうな場所にあるコップやグラスがとても気になります。自然に手が当たってしまう場所には絶対置かないし、同席している人に対しても、危険だなーと思ったら指摘します。(誰にでもは言いませんよ?笑)
この特性を利用できる場面はいくらでもあると思うんですよね。業務改善できる点を見つけるとか、お店なら従業員や客の導線において危険な箇所を見つけるとか、意外と汚れやすい場所を発見するとか。ケガするような案件なら損害賠償を負わされることだってありますからね。
タイムリーな話でいうと、コロナ対策を考えるとなったときに、たくさんアイディアをあげられると思います。
こういうタイプの人間が組織にいると、ストッパー役になれるというか、クレームの芽を摘めると思っています。事業をガンガン進めると、細かいところが疎かになってしまいます。計画段階で問題点に気づき修正できれば、後から方針を変えるよりも少ない費用で対応可能だと思います。
ただ、心配性の度が過ぎてもいけないんですけどね。そこまで心配しなくてもいいでしょ?ということまでたまに考えています。
「心配していることの大半は起こらない」とよく言いますが、まさにその通りで、起こってもいないことを心配して心を疲労させているHSPの人はたくさんいると思っています。
これもHSP関連の書籍に書いていますが、「今」だけに焦点を当てて余計な心配を排除し、心に余裕を持たせることは非常に重要だと感じています。これは私も実践していますが、効果ありますよ。
と、最後脱線してしまいましたが、今回は「HSPは細かいことまで気づける」というテーマでした。
次回は、3つ目の「他人のことを考えられる」というテーマです!